ルーズヴェルト・ゲーム 唐沢寿明 第1話 檀れい 石丸幹二 立川談春 江口洋介 山崎努 [ドラマ]

ルーズヴェルト・ゲーム(TBS系)

唐沢寿明主演で、池井戸潤の人気小説を連続ドラマ化!

放送開始日:2014年4月27日
毎週日曜 21:00~21:54
原作:池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社)

第1話

東京郊外に社を構える年商500億円ほどの中堅精密機器メーカー・青島製作所。

社内では毎週1回、恒例で各役員が連絡事項と共に実績と予測について
報告する役員会が行われていたが、この日の役員会は緊迫した空気に包まれ、
会議室では険しい面持ちの社長・細川充(唐沢寿明)を前に役員たちの怒号が飛び交っていた。


細川が社長に就任して間もなく、
世間では金融不況の影響による景気悪化の波が押し寄せ、
青島製作所も多分にもれずその余波を受け始めていた。


重要な取引先の一社から10億円以上の損失になる
厳しい値下げ要求を突き付けられた上に、
要求を呑まなければライバル社であるイツワ電器に乗り換えられるとも言われ、
役員たちは細川を前に侃侃諤諤の議論を展開していたのだ。

役員たちの意見が紛糾する中、専務の笹井小太郎(江口洋介)に
意見を求められた細川は突然、「野球部を廃部にする!」と
言い出し役員たちを唖然とさせる。

細川は役員たちに、メインバンクから来期の融資を
ストップする可能性を示唆されたと報告。

今まで以上にコストカットを行い、
会社を立て直す姿勢を銀行に示すため
その一歩として野球部を廃部すると言うのだ。

年間で3億円もの維持費がかかっている青島製作所野球部は、
かつては社会人野球の名門として名を馳せていたが、
会社の業績低迷と共鳴するかのように衰退の一途をたどり、
今では広告塔の役目を果たせずに会社のお荷物扱いに成り下がりっていた。

細川の決断は、経営者としてもっともな判断であり、
一部の役員たちからは支持の声が上がる。
だが、そんな中、笹井からは果たして廃部を本当に
実行できるのかと細川はもう一度改めて問われる。

何故なら、野球部は野球をこよなく愛する創業者で
現在は会長となっている青島毅(山﨑努)が
創設した会社の伝統であるからだ。

その為当然、野球部を廃部にするには青島を
説得しなければならないことは避けられない。

笹井の問い詰めに意を決した細川は野球部廃部の意向を進言するため、
青島のもとを訪ねるが、そんな細川に青島はこう告げる
「一つだけ言っておく。

会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。

仕入れ単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしてもかまわん。

だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすなら、
経営者としてのイズムがいる。お前にはそれがあるか?

“経営者としてイズム”……。今の細川にはそんなものは無かった。

一瞬返答に詰まる細川だったが、細川は青島に宣言する
「どんな手段を使っても、必ず青島製作所を守ってみせます。

あえて言うならそれが私のイズムです。

青島の前を立ち去る細川の目には確固たる意思が宿っていた…。

だが、そんな細川に今度は別の大手取引会社から青島製作所に
とって損失が年間70億円にもなりかねない厳しい生産調整の要求が舞い込んでくる。


キャスト

唐沢寿明/細川充役
青島製作所の社長。
経営コンサルタントから転身し、
営業部長を務めたやり手。
中途入社のため、生え抜き社員からの風当たりが強く、
社内では敵が多い。経営危機を乗り越えようと奮闘する。

檀れい/仲本有紗役
青島製作所の社長秘書。
中途入社から社長に就任し、
孤立無援の細川を応援する理解者。
才色兼備の女性。

石丸幹二/三上文夫役
青島製作所の総務部長。
かつては社会人野球の名門だった
野球部の部長を務める。
廃部を決断した細川に存続を懇願する。

立川談春/坂東昌彦役
精密機器メーカー・イツワ電器の社長。
青島製作所のライバル会社。
細川を叩き潰そうと執念を燃やす。

江口洋介/笹井小太郎役
青島製作所の専務。
次期社長と目されていた生え抜き。
青島製作所のすべてを知りつくす。

山崎努/青島毅役
青島製作所の会長。
一代で年商500億円、
社員数1500人の企業を築き上げた創業者。
中途入社の細川の経営手腕を買って、
社長就任を後押しする。
野球をこよなく愛し、野球部を創設。

概要

ルーズヴェルト・ゲーム
ルーズヴェルト・ゲーム直木賞作家・池井戸潤の同名小説を原作に、
倒産寸前の企業と、会社が所有する名門社会人野球部が存続を
かけた勝負に挑む姿を描く、唐沢寿明主演による
連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」。

中途入社ながら社長に就任する細川充を演じる唐沢は、
「池井戸さんの原作を読ませていただきましたが、
とにかく面白いの一言に尽きます。

原作と異なる部分もあり、見ごたえのある作品になりそうです」と
意気込んでいる。

共演者には檀れい、石丸幹二、立川談春、江口洋介、
山崎努ら実力派俳優が顔をそろえ、
昨年放送の人気ドラマ「半沢直樹」でも
コンビを組んだ八津弘幸が脚本、福澤克雄が演出を担当する。

ストーリー

創業者で会長の青島毅(山崎努)の強い後押しで、
経営コンサルタントから転身し、
中途入社で中堅精密機器メーカー・青島製作所の社長に
就任した細川充(唐沢寿明)だが、生え抜きの専務・笹井小太郎(江口洋介)ら
周囲は敵ばかりで、味方は社長秘書の仲本有紗(檀れい)ら数えるほど。
さらに競合するイツワ電器などライバル社の追い上げもあり、
厳しい経営環境から倒産寸前の危機に陥ってしまう。
細川は、経営改善策として、かつては社会人野球の名門だった
野球部の廃部を決断するが、野球部部長の三上文夫(石丸幹二)に
存続を懇願され、会長の青島からも「“経営者としてのイズム”があるのか」と
問いかけられる。
その矢先に、大口取引先から70億円の損失に
なりかねない要求を突きつけられてしまう。



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