<福山雅治>是枝作品で初の父親役に挑戦 [映画]

<福山雅治>是枝作品で初の父親役に挑戦 
5年ぶり主演映画で真木よう子、尾野真千子らと共演

シンガー・ソングライターで俳優の福山雅治さんの5年ぶりの
主演映画「そして父になる」(是枝裕和監督)に真木よう子さんや尾野真千子さん、
リリー・フランキーさんらが出演することが27日、明らかになった。

福山さんは今作で初の父親役に挑戦。

小学校受験を控えた6歳の息子が、
実は出生時に病院で取り違えられていた他人の子供だったことを
知らされるという難しい役どころで、尾野さんは福山さん演じる野々宮良多の妻役、
真木さんとリリーさんは子供を取り違えられたもう一組の夫婦を演じている。

また、風吹ジュンさん、國村準さん、樹木希林さん、
夏八木勲さんといった是枝作品ならではの豪華キャストが脇を固める。

福山さんは初の父親役について
「経験がないものですからどうしたらいいか不安でしたが、
是枝さんと話して、また台本を読んで、いわゆる父性が前面に出ている
タイプの父親像ではなかったのでやりやすかったです」と話している。

是枝監督に対しては「シンガー・ソングライターのような方だなと。
最終的にはご自身でも知り得なかった深層心理が
作品ににじみ出てしまうタイプなのでは。
自分でもコントロールできないところに到達してしまう表現者なのではないかと。
また、それを楽しみにしながら作品を撮られてるのかも」とコメントし、

現場は「映画の撮影でありながら、ドキュメントのような、
はたまた実験のような現場でした。
科学反応が起こることを期待しながらやっていたので、
(役を)作る必要は全くありませんでした」と明かしている。

またNHK大河ドラマ「龍馬伝」で夫婦役で共演した経験のある
真木さんは「福山さんとは以前共演していますが、
今回のような嫌なやつも意外とハマってるな、と。
見たことがない福山さんが見られると思います。
作品の出来上がりが一観客としても楽しみです」と話している。

尾野さんは是枝組が初めてで「この世界に入ったころから是枝さんに注目し、
出たい出たいと思っていたので素直にうれしかったです。
やっていくうちせりふや気持ちがどんどん変わっていくスタイルはめずらしく、
ワクワクしたし、楽しかったです。
共演者の方々も大好きな方ばかりで幸せでした」とコメントしている。

是枝監督は福山さんに対して
「福山さんと1シーン1シーン話し合って、
一緒に良多という一人の人間を立体的に描いていきました。
いいところも悪いところも。とても楽しい共同作業でした。
映画は福山さん演じる父親を、
リリーさん演じる全く違うタイプの父親や尾野さん、
真木さん演じる『母親』という圧倒的な存在と対比させながら、
未熟な部分も含めて、人間的に描けたと思います。
今まで見たことのない福山さんの魅力を引き出せたと確信しています」と
手応えを感じている様子。

福山さんは見どころについて
「すごく共感してくれる人と、
分からない人に分かれる作品かもしれませんが、
台本を読んで僕はとても共感できました。
一人の男が、息子であるとか妻であるとか、
自分以外の存在に対してどれだけ愛情を
注げるのかということがテーマ。
注ごうと思って注ぐ愛情と、本能的に注ぐ愛情は違うので、
最初から無償の愛を持っている人にとっては
『なんだこの普通の話は』と思われるかもしれません。
が、意外とそうじゃない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
自己愛で人を愛する人、無償の愛で人を愛する人、
どちらのタイプの人が見ても発見はあると思います」とメッセージを送っている。

「そして父になる」はギャガの配給で13年10月5日から
新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開予定。 
(毎日新聞デジタル)まんたんウェブ 12月27日(木)6時0分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00200035-mantan-ent




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